ワキガや自分の体臭がほんとうにまわりの人たちに迷惑をかけているのか、
どれだけ軽蔑される、嫌がられるほどのにおいなのかは、
においに悩む人にとっては深刻な問題なのです。
ワキガや自分の臭いに悩んでいる人の中には、
誰かから「臭い」と言われた、
あるいはつぶやかれた気がするという人や、
脇の下にたくさん汗をかくからワキガかもしれないと思い込んでいる人など、
実際はそんなに体臭はきつくないのに悩んでいる人も多いのです。
ここで、自分がワキガであるのかどうかを
ある程度判定できる、いくつかの項目を挙げてみます。
●親がワキガ体質である
ワキガ体質は遺伝するといわれています。
●暑い季節でなくてもよく汗をかく
脇の下に多く汗をかくことも判断のひとつになります。
アポクリン腺からの汗は、少しネバッとしています。
●脇毛が多いほうである
アポクリン腺は毛根につくため、
脇に毛が多いこともひとつの目安になりますが、
毛深いからかならずしもワキガだとは限りません。
●耳垢が湿っぽい
ワキガ臭の原因ともいえるアポクリン腺は、外耳道にもあります。
ワキガ体質の人は外耳道にもアポクリン腺が多く存在するため、
アポクリン腺からの分泌により耳垢が湿ってしまうのです。
●下着やシャツの脇の部分に黄色くシミがつく
アポクリン腺から分泌される成分によるものです。
ただし、市販されている制汗剤を使ったことでシミになることもあるため、
そのような制汗剤を使用していないときに判断する必要があります。
ひとつの毛穴から2本の毛が生えていたり、
まれに脇毛に白い粉様のものがついていると、アポクリン腺が多いと判断できます。
ある程度このような項目を総合的にチェックしていくことで、
自分がワキガ体質であるかどうか
ある程度判断ができるのではと思います。